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異業種交流会・勉強会セミナーのスタッフによるコラム集
コラム集もくじ
▼参加者向け
「人的ネットワークの作り方〜交流会へ行こう」
(KANSAI人脈づくり応援誌Pimnet・編集長木村徹さん)
「異業種交流会・勉強会の歩き方」PART1『自分に合った交流会を見つける方法』
(関西交流大学 祭作太郎さん)
「異業種交流会・勉強会の歩き方」PART2『ホームページ検索を活用した交流会の選び方について〜』
(旧AC-NET事務局/戦略経営研究会・幹事)
「異業種交流会・勉強会参加の前にしておくこと」
(AC-NET幹事一同)
「異業種交流会・勉強会参加の際の心得」
(AC-NET幹事一同)
「異業種交流会・勉強会参加のあと」
(AC-NET幹事一同)
「異業種交流会・勉強会のなかの”人間関係の満腹感”」
(くろすろーどメンバーからの投稿)
「それを言っちゃあ〜お終いだよ…異業種交流会」
(関西交流大学 祭作太郎さん)
「それを言っちゃあ〜お終いだよ…異業種交流会」PART2
(関西交流大学 祭作太郎さん)
「異業種交流会の上手な参加の仕方〜楽しくビジネスを加速する〜」
(あつぎ異業種交流会世話人・猪股真さん)
「がんばれサラリーマン〜辞めてはいけない〜」
(ライター・リストラ問題評論家・中森勇人さん)
▼主催者向け
「異業種交流会のライフサイクル」前編
(若手異業種交流会鶏口牛後代表・芦田克美さん)
「異業種交流会のライフサイクル」後編
(若手異業種交流会鶏口牛後代表・芦田克美さん)
「私にもできる異業種交流会・勉強会〜交流会を立ち上げよう!!〜」
(ONLY ONE・くろすろーど合同トライアルトークより)
「グラスツール(草の根)交流会の作り方」PART1」
(関西交流大学 祭作太郎さん)
「グラスツール(草の根)交流会の作り方」PART2
(関西交流大学 祭作太郎さん)
「グラスツール(草の根)交流会の作り方」PART3
(関西交流大学 祭作太郎さん)
「グラスツール(草の根)交流会の作り方」PART4
(関西交流大学 祭作太郎さん)
▼HP編集長の気まぐれ日記
異業種交流会・勉強会に関するコラム集 
「異業種交流会のライフサイクル」PART2
若手異業種交流会鶏口牛後代表 芦田克美さん)
「異業種交流会のライフサイクル」前編からのつづき

5.長期安定期へ

 この時期になると黎明期、成長期の頃と違い、会員の出入りは極端に少なくなります。また、サービスの需給はバランスが取れ、会のメンバーは会の活動を自身の日常生活に取り入れ、無理なく活動が継続されていきます。会として変化があまり無くて、ちょっと物足らない感じがしていますが、これで良いと思っています。なぜなら、ここまでで人間的な基盤はほぼ完成したと思われるからです。

 以前であれば、入会基準も甘いものでしたし会費も無料ということもあって、新しい会員がどんどん入会していました。しかし、それと同じぐらいROM会員が増えていました。この時期はとにかく定例会毎に新しい参加者があり、一見会がどんどんリフレッシュされているかの様な錯覚があったのですが、今その時代のことを振り返って見ると、人脈と会の資源を浪費していることに他ならなかったと感じています。新しい人の新しい意見・要望を聞いて実行を繰り返すうちに提案者がいつのまにかいなくなったり、実行を担当している人が疲れて退会してしまったり、ROM会員が多くなったりと言う状態が長く続いて、結局、会に人脈と呼べる程の人間関係が育たなかったからです。

 交流会発足を目指す皆さんが人脈育成を目指されるなら、上記のこと留意することをお勧めします。もちろん、交流会を作った最初のころは色んな事を試す意味で試行錯誤の時間が必要だろう。しかし、いつまでも人が入れ替わっている様な交流会では本当の人脈は作れない。お互いを大事に思い、良い人間関係を築こうと思ってくれるリピーター会員を作りましょう。

キックオフ関西6.会のこれから

 ボランティアから発生した交流会が最終的に目指すのは「経済的基盤の確保」であろう。ボランティアを長くやってきてつくづく思うが、ボランティアのネックは「継続」と「品質の維持」である。誰しも自分の家庭があり、仕事があり、立場があり、その中の一つに交流会活動があるわけで営利組織の様に拘束時間や作業内容を確約させることはできない。(もちろんボランティアだからと言っていいかげんなことをして良い訳ではないし、当会のスタッフにそのような人間がいると言うことではない)

 サービスの対価としてサービス料(会費)を取り、高品質で均質なサービスを提供する点においては営利組織のそれとは比べようがない。このことから最低限の運営コストは確保したいと常々思っている。 営利を目指せばもっと大量な人達に鶏口牛後の考え方を広めたり、ついてきてくれるスタッフ達にももっと報いてあげられる。しかし、行き過ぎれば末端まで思想が伝わらず、モラルは下がるだろう。

 しかし、同時にボランティアの良さも十分過ぎるほどに感じてきたのも事実だ。そこにはお金で割り切る「ドライ」さはなく、「真のやる気」と「人情」がある。いつ辞めても良いし、いつやっても良い。だからこそ本人の人間性が問われ、会全体の質を下げないための抑止力ともなっている。 ボランティアなら思想は強く反映されるだろうが、好意に甘えた「なあなあ」な体質になる可能性もある。またボランティアのできる人は限られている。 この営利とボランティアのバランスは会の性質自体も変えてしまうため非常に判断が難しいと感じている。

 また、会が成熟期にあっては大幅な会の成長が望めないため、「マンネリ」が 心配である。如何にお互いを刺激しあえるか?どうやって刺激しあうか?これも今後の課題だ。 今は今で良いところもあるが悪いところもある。次のステップに行くには何かを得て、何かを捨てることにもなるだろう。これらの問題は机上のみでなく、これからの活動で解答を見つけ出していくしかない。

7.交流会代表者の資質

 最後に交流会ライフサイクルとは関係ないが、私自身の自己評価について述べながら、交流会代表者に必要な資質について述べたいと思う。

 まず一般的に言って、交流会代表者は営業肌の方が圧倒的に多い。色んな人に出会うのが交流会なのだから、当然今日初めての人に会っても人見知りしないのは当然だし、さらにその人達をリードして行かなければならないのですから強いコミュニケーション能力を持っていないと勤まりません。また強いリーダーシップも必要です。交流会は任意組織ですから、会の活動についても強制力を働かせることは困難です。そんな中で活動を維持していくには代表者が強い決断力と行動力を発揮して行く他はないのです。 「仕切り屋」「自己主張が強い」と言う言葉が当て嵌まる人が多いと思います。

 さて、私自身は自分のことをどう思っているかですが、上記の例に外れますが技術肌・学者肌の代表者だと思っています。先の一般的なタイプとは違うじゃないかと言われそうですが、そんなのもいるんです。(笑)多分、極少数派でしょう。技術者は普通は人を集めたり、コミュニケーションを取ったりするのは苦手なのですが、私の場合は、会社の設立に当たって営業をしなければならない立場になり、そのことから営業能力の必要に迫られたことや、インターネットにより新しいコミュニケーション手段を手に入れたことによって新しいタイプの代表者になり得たのではないか思っています。これからの時代、インターネットの進歩によって今まで情報発信しなかった、できなかった人達がどんどん世の中に出てくると思います。技術者の根暗でジメジメしたイメージが払拭され、本来持つ長所を認めてもらえるそんな時代が来るに違いありません。というか、もう来てます。

 さて、営業型と技術型の代表者について述べましたが、営業型にしても技術型にしても共通している条件があります。それは、代表者が秀でた能力を持ち、その能力で会員に貢献できることです。その能力が何なのかはその代表者によるでしょうが、代表者となるためには何かを持っている必要があります。単に人を集めただけでは交流会になりません。その人の集まりの中に「貢献」の輪を作ってこそ交流会です。その中で代表者は他の会員に率先して「貢献」する必要がありますから「自分に何ができるのか?」常に念頭において実践していくことが重要なのです。もちろん、私自身最初からその「何か」を持っていた訳ではありません。会の運営の中で発見し、鍛えていったのです。貴方にもできることです。

 さて、「交流会ライフサイクル」如何だったでしょうか?色々と堅苦しく書きましたが、そんなに難しく考えないで気楽にやっても良いでしょう。今まで述べてきたライフサイクル経路について、特に当会の経路については私が代表であったためにそうなった、と言える部分が多分にあります。ですから、必ずそうなる訳ではなく、私が犯したミスを考えて解る人ならばもっと早く会を成長させたり、全く別の方向に進ませることもできるはずです。何が良くて、何が悪いのか、そんなのは結果が出て初めて解ることです。失敗したところで誰かの生活が危うくなる訳でも、自分の生活が脅かされる訳でもありません。自分自身を試す意味でガーンと行ってみましょう。このライフサイクル説に反論が起こる日を待っています。

(写真:KICK OFF KANSAI
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